野外活動ふれあい広場などの整備作業
①広場②第1~2駐車場③東谷池に向かう道路沿いにそれぞれ分散して作業に掛かりました。
広場は比較的草は刈りやすかったのですが、駐車場の道路沿いはツルや枝が伸びて刈り取りに汗を流しました。
また、東谷池への散策路沿いに沢山のモミジが植樹されていて旺盛に枝を伸ばしてきています。紅葉がすすめばきれいな『モミジロード』となって散策者の目を楽しませてくれることでしょう。
腰丈まで伸びた草を刈り取っていくとすっきりした景観に変化してうれしくなりました。
女性会員たちがブルーベリー農園の花壇に様々な植物を植えています。これからどんな花を咲かせてくれるのか今後の楽しみです。
私たちは野外活動ふれあい広場や和田山を訪れる人々にとって、楽しく快適に過ごしていただけるような環境つくりをこれからも行っていきます。
熊取町では唯一ここがBBQが思いっきり楽しめる場所であり、また子供たちが簡単に登れる和田山からは大阪湾から明石大橋、淡路島、六甲山脈やあべのハルカスなど眺望抜群の場所でもあります。
「みなさん気軽においでやす!!」
2020パーク農園「稲刈り」 《2020年9月22日》
今年は農園始まって以来の大凶作でした。
稲刈り直前に“イノシシ”が電気柵を超えて何度も侵入し、道路沿いを残して大半がなぎ倒され泥まみれ、さらに害虫の“ウンカ”の被害もあり惨憺たる有様です。
精魂込めて育成に頑張ったスタッフも、ガックリ肩を落として残念がります。
5月の田植えに参加したほとんどの会員が参加して、鎌を持ち刈り入れをスタート。あぜ道から5mほど刈り進むと、そこからはなぎ倒された稲が広がります。
「これ行けるやろう!」取り上げた稲穂は、「それは、泥がついててあかんでー」しぶしぶ廃棄。
1時間ほどで刈り終え稲架にかけた稲束は150束ほどで、去年の4分の1しか収穫できませんでした。
来年はコロナも終息しての(稲作とは関係ないか・・・・)豊作を胸に秘め、昼食担当者が心を込めた、とっても美味しい冷やしそうめんを頂きながら終了しました。
「大菊の福助仕立てに挑戦」 第3回 《2020年9月5日》
3回シリーズの本講座も7月11日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
毎年、この時期は台風が発生、接近の季節ですが、今年は今までに経験したことがない超大型台風10号が発生、奄美、九州西岸に接近との予報が出ている中、大きな災害が発生しない事を祈りつつ、講座をスタートしました。
受講生の出席は15名中、13名が出席。受講生持参の8月1日に5号鉢に定植した苗は例年にない高温続きで管理の難しさがあり、例年より生育にばらつきがみられました。このような中、作業開始。先ず、前回敷いた水苔を外し、止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔敷き、支柱立てと順調に作業が進みます。
リピーターの受講生は手早く、初めての参加受講生にはグリーンパークのサポーターが丁寧に指導し、最後に十分な灌水で作業終了。
後半は、今後9月下旬に蕾が付いて10月下旬の開花までの大事な生育期間中における灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、適正な摘蕾の方法、開花時の輪台取付け方法等を説明。まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に、熱心に耳を傾け、メモを取る受講に意気込みが感じられました。11月初めにはきっと大輪の福助を見る事が出来る事を期待して。。。
最後に、今年の熊取町秋の文化祭はコロナの感染防止のため残念ながら中止となりましたが、「グリーンパーク熊取菊花展」として公民館前に菊の展示を検討しているので、その節は受講生も出品して頂くようお願いし、また、来年の再会を約束し終了しました。
「大菊の福助仕立てに挑戦」 第2回 《2020年8月1日》
前回7月11日開催時以降、東京はもとより大阪やその他日本各地でも新型コロナウイルスの感染者が急増し、この状況にいつ歯止めがかかるのか不安な日々を過ごす毎日です。このような時こそ花の手入れで癒しのひと時が過ごしたいものです。

今回も前回同様ソーシャルディスタンスを取りながら進め、7月11日の挿し芽講座より3週間、いよいよ5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら15名の受講生を迎え、講座の開始です。気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入り後の長雨で日照不足となり、苗の生育管理が非常に難しい状況でした。しかし、受講生の頑張りで、予想よりも好成績で、枯れてしまった苗もありましたが、その分は用意した予備苗を補充配布し、全員が5本の苗で次の工程に進める事が出来ました。

数工程を工程ごとに説明をしながら5号鉢に定植していきました。ポイントは培養土の突き固め、苗の位置決め等で、グリーンパークスッタフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。一連の工程作業終了後、定植以降の管理ポイント、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等、初めての方には少々難しいポイントの説明ですが、熱心にメモを取っていただいていました。閉会後は備品回収や清掃に参加者も積極的に参加していただき、ありがとうございました。
次回9月5日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事と新型コロナ感染予防に最大のご注意を払っていただく事を願いながら受講生を見送りました。
「大菊の福助仕立てに挑戦」 第1回 《2020年7月11日》
コロナ禍によりグリーンパーク熊取のイベントも3月以降次々と中止せざる得なくなりましたが、花好き菊好きの方々のためにぜひとも講座を実施すべくいろいろ検討して、3密対策を行った上で、久々のイベントを実施する事が出来ました。
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。
小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。今年の受講者は15名(男性7名女性8名)でした。その内初めての方が7名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーターでした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了しました。熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
私の水辺発表会
暖冬のこの冬、すでに菜の花が咲き始めたせんなん里海公園で開かれた、環境保全活動等に取り組む泉南地域の団体の交流会(岸和田土木事務所主催)にグリーンパークのメンバー(6人)も参加しました。現地でササユリや陸ガニの保全活動などに熱心な「うみべの森を育てる会」のメンバーに、飼育中のカブトムシの幼虫を見せてもらったり、「ぼうけん山」を中心にうみべの森を案内していただきました。普段の和田山とはまた違う植物相や動物相の観察にしばし満喫。
しおさい楽習館に移動して、「私の水辺」発表会が始まりました。18回目となる今回は、私たち以外に、泉鳥取高校フィールドワーク部やうみべの森を育てる会の活動報告などがありました。私たちは、熊取東小学校4年生の秋の遠足をサポートした経験と、遠足の後で児童が丹精を込めた遠足新聞のできばえに感心したことについて発表しました。
発表会の後は、東小学校の遠足新聞や各種環境保全活動団体(8つ)による展示を前に、全員で種々意見交換。
《筆者の感想》泉南だけでも多くの団体があるんだなぁ。みんな苦労しているなぁ。照明のついた120 cmの立派な水槽(淡水2つと海水1つ)はうらやましいなぁ, etc…
七草粥と新春野草観察会 (2020年1月11日)
参加者47名は、午前10時からプランターに植えた七草で説明を受けた後、「〽︎せり・なずな ごぎょう・はこべら ほとけのざ すずな・すずしろ これぞ七草」の最後のすずな(蕪)・すずしろ(大根)以外の5種類を求めて、成合地区の田畑とそのあぜ道へ3班に分かれて向かいました。1時間ほどの散策の結果、全員コンプリートに成功!

七草以外にも、香り漂うニホンズイセンにも出会いました。ヤブツバキも満開。ナナホシテントウが日向ぼっこしていました。
ふれあい広場に戻った頃には、成合地区の区長さんからいただいたお米を使った6鍋のお粥が湯気を上げてスタンバイしていました。早速、七草粥に行列。
そのあとは鏡開きの餅入り、そして最後はサツマイモ入り。誰もが3種類(=3杯)堪能したようです! お腹にやさしい薄味のお粥の美味しいこと!

グリーンパークメンバー(35名)は後片付けして、午後1時過ぎに散会しました。皆さんお疲れ様でした。今年も一年事故やケガなく活動できますように!




しめ縄を作ろう《2019年12月22日》
そんなお正月に欠かせないのが“注連縄”です。古来よりの習わしで、新年の玄関先に飾って「招福」を祈願します。
22日は暖かい天気に恵まれ、グリーンパーク熊取の今年最後のイベント「しめ縄作り」が開催されました。新しい年をこころ新たに迎えようと、野外活動ふれあい広場に多くの方が集まりました。

初めにグリーンパーク熊取のスタッフが作り方を、実演をまじえながら説明し、まずわら打ちからスタートしました。今年も、稲わらは私たちが育てたもち米のわらを使いますが、10月の好天に恵まれた青さが残る綺麗な稲わらです。
トントントンと稲わらを打ってしなやかにします。
縄の編み上げは4人一組になって声を掛け合いながら藁を編んでいきます。ここが一番大事な工程で力が入ります。
出来栄えはどの縄も“グーン”とそり上がり力強さがみなぎっています。

編みあがった縄にさがり、紙垂、ゆずり葉、ウラジロを組み合わせて行きます。
ワ~段々としめ縄らしくなってきました。 最後に橙と紅白の水引を慎重に付けて完成です。 オンリーワンのしめ縄を持って得意顔。
新年も良い年になりますようにと願いながら家路につきました。




鳥とドングリ 《2019年11月16日》
別所池には、多くのカルガモやキンクロハジロ、マガモ達が水面をスイスイ。その向こうにオオバン1羽。例年以上にカモ達の飛来に、参加者も興奮気味で望遠鏡を覗き、じっくりと観察していた。
続いて散策した成合地区では、イソヒヨドリが屋根の上でお出迎え、ジョウビタキやモズの姿に秋の深まりを感じた。
午後は野鳥をテーマにしたドングリクラフト。小さなドングリを相手に色を塗ったり、切ったり、くっつけたり。みんな真剣な表情で作業に集中。完成した作品の出来栄えは勿論、子ども達の自由な発想には大人全員が感動。
各々の作品を大事に持ち帰り、楽しい一日となりました。
当日参加した子どもが作成してくれました。

おおさか山の日 《2019年11月9日》
当日は絶好の晴天に恵まれ、午前中は「ハイキング」と「間伐体験」のグループに別れての活動です。

「ハイキング」のグループ37名は雨山(標高312m)へ向かいました。登山口までは里山の農村風景を楽しみながら、スギやヒノキの人工林を抜けてシダの生い茂る登山道を行くと石の鳥居が見えてきます。「もう少し」の声を聞きながら急坂を登ると雨山山頂に辿りつきました。開けた西側からは、目の前に大阪湾が広がりその向こうには淡路島がクッキリ、明石大橋の大きな橋脚も見えています。
疲れも吹っ飛びました。 お餅つきを楽しみにしながら野外活動ふれあいを目指して帰路につきました。

「間伐体験」のグループ38名は夢の森公園近くの高速道路脇道から入ったヒノキ林に向かいました。二つの班に分かれて樹齢20年ほどのヒノキの間伐です。まず倒す方向を見定めて,ノコギリでV字型の受け口を切ってから追い口を切りすすめます。2mほどの高さに掛けたロープを2方向からみんなで引くと,あっという間に伐採成功。その後始末が実は大変。子どもも大人もみんなで,枝落としと1mごとの玉切り(丸太の切断)。檜の香りの中でみんな汗だくです。

予定通りの時間に2つのグループもふれあい広場に帰り着いて,ロゴス社の協賛による焼きマシュマロやお菓子の燻製も味わいました。
少し休憩した後は餅つきです。子どもたちやお母さんたちも積極的に杵を持ってくれました。お餅はパークメンバーの女性陣がこしらえた甘さ控えめのぜんざいに即投入。みんな行列を作って…味わいました。

お腹がいっぱいになった後は,熊取町PR大使のsinger-零-rei-さんの歌と大阪観光大学吹奏楽部の演奏、そしてふたつのコラボコンサート。演歌のアレンジ演奏では年配者が口ずさみ、「パプリカ」ではチビッコたちがノリノリでダンスダンス。アンコールがあるほどの盛り上がりでした。
「おおさか山の日」は参加者がそれぞれに楽しんでいただきました。お疲れ様でした!
初秋の野外活動体験塾 納涼流しソーメン 《2019年9月7日》
夏の終わりを告げるようにツクツクボウシが鳴き始め、朝夕には心地良い虫の声も聞こえてきて、秋も近くまで来ているように感じますがまだまだ猛暑が続いています。
大阪体育大学、大阪観光大学の学生さんの応援を頂き総勢50名のスタッフが120名の参加様を迎えて始まりました。
まず最初に竹を材料に自分が使うお箸とお椀を、のこぎりと小刀を使い作っていきます。
小刀を使う箸つくりは四苦八苦していましたがみんな個性豊かなお椀とお箸を完成させていました。

その間女性スタッフを中心に暑いなかソーメンを茹で薬味を準備。
13mの流しソーメンのレーン4台を使用し、いよいよ流しソーメンのスタートです。子ども達も流れてくるソーメンを上手にすくって食べていました。
午後は学生さんを中心にして「ポイントラリー」を行いました。子ども達は4班にわかれケルン・スリーアイズ・松ボックリリレー等5か所で各ゲームを行い得点を競い合いました。暑い中、子ども達は大声をあげ走り回って楽しそうでした。最後に手作りの景品をもらってうれしそうでした。

皆さんの感想を聞くと自分で作ったお椀とお箸で食べたソーメンは大変美味しかった。お腹いっぱい食べました。自然に囲まれたところで子ども達と一緒にもの作りをして楽しく過ごしました。また来年も是非参加したいですと言う意見がたくさんありました。
皆様の協力で無事、「流しソーメン」は終了しました。
流しソーメン美味しかった!




大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業 《2019年8月31日》
3回シリーズの講座も7月6日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。昨年は台風21号が近畿地方襲来予報の直前開催となりましたが、今年は台風接近の心配もなく、穏やかな天気のもとの開催でした。受講生の出席は14名(3名欠席)
受講生持参の7月27日に5号鉢に定植した苗も成長不足の苗も若干見受けられたものの概ね順調な生育状況でした。
このような中で講習スタートし、作業開始。止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔置き、支柱立てと順調に作業が終了。
リピーターの受講生は手早く、初めての参加受講生にはサポーターが丁寧に指導しました。最後に十分な灌水で作業終了。
後半は、今後9月下旬までに蕾が付き、10月下旬の開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付方法等を説明、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。
最後に「熊取町秋の文化祭 菊花展」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、ぜひ全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
夏休みこども自然教室 大きなシャボン玉であそぼう 《2019年8月18日》
スタッフからシャボン玉液の作り方を説明、手作りシャボン玉液づくりと、各自が使う“ポイ”に毛糸や布を巻き付ける作業をした。

事前に用意をしてあった“ポイ”や、骨組みだけのうちわ、大きな針金の輪、もち焼き網等、そして自分で作った“ポイ”を使って、大小のシャボン玉を作って、飛び方、数、綺麗に変わる色などを楽しく観察した。
初めは上手くいかなかったがだんだんたくさん飛ばせて子ども達は楽しく走り回っていた。
暑い日であったが熱中症対策もとり、無事終了した。




夏休み子ども自然教室 竹の貯金箱をつくろう 《2019年8月4日》
竹をノコギリで切っていきます、初めてノコギリを使う小さい子ども達も挑戦です。
上手い上手いの声援を受けながら切っていきます。 お金を入れる細い口も丁寧に切っていきます。 切り終わったときの得意顔。
竹筒の表面を綺麗にお絵かき出来るように紙やすりで磨いていきます。 竹の節もグリーンパーク熊取のメンバーに綺麗にサンダーで磨いてもらいます。

サアー竹の胴体にマーカーペンで絵を描いていきます、何を描こうか?? シールもあるよ。それを貼っても良いよ。 色々考えながら・・・ 自分だけのオリジナル貯金箱が出来上がりました。

さてこの貯金箱は幾ら位貯まるのでしょうか? 小学生低学年は6年生に成ってから、高学年は中学生に成ってから開けてみては? 何に使いますか? 旅行に行きたい、何処に行きたいの、ディズニーランドに行きたい。 何かを買ってほしいと言う意見はあまりありませんでした。 ここでもモノよりコトの消費の時代になっていることに気づかされました。



夏休み子ども自然教室 水てっぽうを作って飛ばしあい 《2019年8月3日》
参加者59名で8班編成に分かれ作業の説明を真剣に聞く。
水てっぽうの筒と柄の部分の竹を自分で切る。男の子が多く作業にも手慣れたもので、30分もあればほぼ完成し試射に飛び出す。

さあ、第1ゲームのスタート。これは2m離れたペットボトルに2cm水を入れ、1班からのグループで早くすべて倒した方が勝ち。
第2ゲームは仕切り線より5m離れた所に紐に吊るされたボトルを新聞紙で結び付け水で濡れたペットボトルが早く落ちた方が勝ち。
第3ゲームは広場にミニコートを描き、1~4班対5~8班に分かれ、合図の元、全員で水のかけあい、「センターラインを越えない、顔を狙わない」ルールでスタート。結果は1~4班チームの優勢勝ち。
みんなずぶ濡れになったが本当に楽しい一日でした。

川たんけん 《2019年7月28日》
野外活動ふれあい広場から暑いなかを歩いて10分、雨山川に到着です。木立に囲まれた川に入り「涼しい!」

さっそく網を片手に生き物探しです。前日の雨の影響で増水して川の流れが速いので、生き物たちは水際の石や落葉や土の中潜んでいます。網を下流側に立てて、足で追い込むと「あっ!魚採れた!」「これ何?」「トンボのヤゴ」「カニみつけた!」子ども達の顔が生き生きとして、川遊びを楽しみ、たくさんの生き物も採取。「この川にはゲンジボタルも生息しているのですよ」

雨山川の上流に向かって沢登りも体験。川の中をジャブジャブと子ども達は楽しそうです。雨山川は山から流れ出てきた水が皿谷池にたまり流れ込んできます。満々と水を湛えた皿谷池や周囲の山も見ることもでき、山や池の自然にも触れてもらえたかな。
さや池ビオトープは永楽ゆめの森公園スケートボード場近くにあり、川や池の水辺の自然環境を体験、観察できる場として活用できるよう、グリーンパーク熊取が整備してきました。これからも皆さんに楽しんでもらえる場所になるといいですね。
大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 鉢上げ 《2019年7月27日》
前回、7月6日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。うまく発根しているか、スタッフも気になりながら16名の受講生を迎え、講座の開始です。
気になる苗の生育状況は、本年は梅雨入りが平年より遅かった影響で、苗の生育期間中は雨や曇天が多く、少し生育管理が難しい状況でしたが受講生の頑張りで昨年より好結果となりました。
多少ダメージを受けた苗もあり、不足した分は用意した予備苗を使い、全員5本の苗で工程毎に説明をしながら5号鉢に定植していきました。グリーンパーク熊取のスタッフのサポートで、経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。
今回定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいていました。帰り際はタイミング悪く、どしゃ降りの雨となってしまいましたが、雨の中、5鉢の苗を大事にしながら帰路につかれました。
次回8月31日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事を願いながら受講生を見送りました。
大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 挿し芽 《2019年7月6日》
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。「福助」の名前の由来は大輪の花が咲いたその姿が「福助人形」の様に頭でっかちになる所から付けられたというのが通説になっています。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない、持ち運びが容易である、などの理由で近年特に女性にも人気のある菊づくりです。
今年の応募者は17名(男性10名女性7名)参加者でした。内初めての方が3名で、残りの方は複数回の参加経験があるリピーター参加者でした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し終了。
熱心にメモを取られる姿もあり、各受講生の意気込みが感じられた講座風景でした。
「和田山Berry Park 」お披露目会 《2019年7月15日》
今年は、“新名所”で「お披露目会」を開催して、 一日限りのブルーベリー狩りを、体験していただくことにしました。
当日は、心配された天気も回復し好天に恵まれた中、建設にご協力いただいた近隣の方や、熊取町担当者、町議会議員、区・自治会長の皆さん、そして素敵なブルーベリー園の名前に、応募して下さった皆さんをご招待しました。一般公募の方も含め100名以上が参加して賑やかな雰囲気の中、オープンセレモニーがスタートしました。
広場には「軽トラ市」も出店し、お買い得な野菜には多数のお客さんで賑わい、華やかさを一層引き立ててくれました。
式典のごあいさつでは、藤原町長が最後に「ベリー・ベリー・ハッピー」と締められたのが、特に印象に残りました。

参加者たちは、それぞれ園内いっぱいに広がり、完熟のブルーベリーを口にしながら大いに楽しんでいただきました。どなたに声をかけても「美味しい、おいしい!」との答えで、来年の本格オープンに大きな手ごたえを感じました。


正午からの冷やしソーメンでは、グリーンパーク熊取ならではの、竹で作った“つゆ椀”で「おもてなし」、デザートには近隣の方から頂いたスイカも提供し、歓談のひと時に花を添えました。
100人分いっぺんに配膳する至難の技を、綿密な打ち合わせと分担で見事にこなし、スタッフも大満足の中「お披露目会」を終えました。

「さァー!来年は本格オープン!!」。
熊取町の“新名所”を作り上げる決意を新たにした一日でした。
ゲンジボタル観賞会 《2019年6月8日、9日》
観賞会に両日で637人の参加がありました。自然発生しているため、確認できたのは8日40匹、9日76匹と乱舞とはなりませんでしたが、真っ暗ななか樹間を飛び交うホタルの光は幻想的で、参加者の皆さんを楽しませてくれました。
「見つけた」「あっ!光ってる!」「きれい!」
子どもの手のなかで点滅するホタルに、目を輝かせ、家族皆で覗き込んで「これ、オスや」

ホタルの一生の話も熱心に聞いてくれました。「オスのホタルがメスにプロボーズするときは思いっきりフラッシュ発光します」「卵も幼虫も蛹も光ります」「ホタルが光るのは次の世代に命をつなぐためだよ」

参加者の皆さんが、私達スタッフに「ありがとう」「きれかったよ」「楽しかったです」との声かけや、参加者の皆さんとの楽しい会話に、ほんわかあったかい人とのふれあいが素敵だなと思えた観賞会でした。
水とみどりの和田山パークふれあいまつり 《2019年4月29日》
今年は元号が平成から令和に変わる節目の10連休中に行われました。
毎年野鳥観察コーナー、水生生物観察コーナー、食べられる野草観察コーナーなどでじっくりと熊取の自然の恵みを実感できます。
今野外活動ふれあい広場のエントランスではツバメが3家族子育て中です。親鳥が餌を捕って帰って来ると子ども達が大きな口を開けてねだっています。まだまだ自然が残っていますよ。

鯉のぼりを作ろうコーナー、風車を作るコーナー、竹をノコギリで切るコーナー等で作ってみよう‼、5月には鯉のぼりが似合います、自分の作った鯉のぼりを高く揚げました。
のこのこラリーポイントカードを持って和田山頂上を目指します。あいにく曇り空で眺望は良くありませんでした、この木なんの木で名前をおぼえました。
ペッタンペッタンと杵の音が聞こえてきます。お餅つきの始まりです。「よし!」とお餅つきに挑戦です。意外と杵は重かったです。 昼食はつきたてのお餅をぜんざいに入れて美味しく頂きました。

午後からは大阪観光大学の演奏が始まりました。皆が良く知っているアニメの主題歌やジャズの演奏もあり手拍子で盛り上がりました。
ジャンプ君、メジーナちゃんも応援に来てくれハイタッチをしました。
よさこい音頭、太極拳演武と盛りだくさんの演出でした。
最後にのこのこラリーのお土産を貰って帰りました

見出川をきれいにしよう 《2019年3月17日》
ちびっこ広場に集合していた高田区、熊取町役場、グリーンパーク熊取の皆で、30分だけ近辺の清掃をすることになり、雨のなかスタート。ちょうど30分後には雨が止み、ちびっこ広場周辺の川を引き続き清掃。川に倒れていたメダケも撤去し、皆のパワーで川はすっかりきれいになりました。

不安定な天候にもかかわらず、家族や子ども達13人も来てくれ、きれいになった川で生き物採取。お父さんが採った大きなカワムツ、ドジョウを見つけ得意そうな子ども、トンボのヤゴやカゲロウの幼虫、サワガニに歓声。15種類の生き物を採取し、観察しました。
岸辺に顔を出したツクシもいっぱいとって、春の川辺でたくさんの発見をし、思いっきり楽しみました。
子ども達が自然体験できる豊かな水辺の環境を大切にしたいと、皆で頑張った保全活動。これからも続けていきたいですね。
冬の鳥をさがそう 《2019年2月17日》
厳寒とはいえ風も無く、冬鳥観察には適した天候。熊取町の家族ふれあい講座参加者も加わり多人数の出発です。
今日の主役は水鳥達。先ずは現在飛来中のオシドリが居る東谷池へ。そおっと足を運んだが、それでも警戒した鳥達は次々と羽ばたいて池の奥へと遠ざかり、その内隠れてしまった。皆、複雑で鮮やかな羽色が見られたかな?
残ったキンクロハジロ1羽も潜水して姿を消した。残念!気を取り直し、ヒヨドリやメジロの声を聞きながら次の池へ。
黒いボディに白い嘴と額が目立つオオバン達が水草を食べている。それに混じって、おしゃれなナポレオン帽子のような頭のヨシガモ達がスーイスイ。その隣には色は地味だがどこか凛としたオカヨシガモ。ここは豊かな餌場らしい。
帰路、見上げた木立でカワラヒワの群れがキリリと鳴きながら枝から枝へと忙しい。木々の葉が落ちた冬は野鳥を見る絶好の時期。これ以外にも多くの野鳥達に出会えた楽しい観察会だった。
炭焼き体験とシイタケほだ木作り 《2019年2月9日》
曇り空、気温8度の天気の中で、野外活動ふれあい広場では、スタッフが半切りドラム缶を利用したたき火で暖をとりながら、参加者へのサポート内容と3班の担当者を確認して、イベントの成功に気合が入る。
9時半頃から、子どもさんを交えた家族など、36名の参加者が来場された。午前中は炭焼き体験で、竹切、竹割、節取、窯込めと、参加者とスタッフの息が合って、流れるように作業が進んで行く。準備が出来た所で、窯の周りで炭焼き完了までの説明を行い、そして、火入れ。
昼食は、参加者と豚汁を頂き、寒さの中で温かい豚汁に体がほっとしている。
午後にシイタケほだ木作りを始める。
ほだ木はドリルで穴開け、金づちで種菌を打込みで完了なのだが、「僕が、私が金づちを打つ」と元気なお子さんの声がする。
2年目の10月以降を楽しみに、日陰で水やりをお忘れなく。
和凧を作ろう 《2019年1月20日》
小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが元気な子どもさん、「私こそ楽しみにしています」、と気合の入ったおとうさん、たくさん集まってくれました。
スタッフの準備は完璧です。参加者は竹ひごや障子紙、型紙、紐、など机に並んだ材料の前に座り、作り方の説明を聞いて早速作り始めました。
4歳の男の子も上手にハサミを使って型紙のラインに沿って切り進んでいます。
いち早く凧の形が出来上がると次はお楽しみの“お絵描き”です。
アンパンマンやポケモンそしてやっぱり人気は、郷土のキャラクター『ジャンプ君とメジーナ』です。おっとどっこい、スマホの写真を見ながら今年の干支『イノシシ』を見事に描いているお兄ちゃんがいます。絵画が得意だそうで、その筆さばきにはビックリ!
やがて和凧が出来上がり、本当はここで空に向かって揚げたいところですが、願いに反して小雨が降り続きます。 残念!!
ここでスタッフが機転をきかせて、サンプルの凧を揚げてもらうことにしました。「さー!この紐を持て走ってごらん」、声をかけると勇気ある女の子が「私がやる!」、勢いよく走ると、ふわっと揚がり風を受けぐんぐん高く舞い上がりました。思わず拍手が沸き起こりました。
代わるがる、子どもたちが凧揚げを楽しみましたが、やがて雨に濡れた凧は揚がらなくなりました。
「天気のいい日に広いところで楽しんでね!」、雨除けの袋に凧を入れ空高く舞い揚がる自作の凧を夢見ながら
会場を後にしました。
新春野草観察会と七草粥 《2019年1月12日》
寒さが厳しく時折時雨れる天候のなか、七草粥と新春野草観察会が行われました。
七草粥は平安時代に無病長寿を願って若葉を摘んで食べる習慣がありました。 冬のビタミン不足を補う古人の知恵だといえます。
さあ七草をとりに行くぞ。 この湿っている所に「セリ」が有るよ、これは「ナズナ」と言います、ぺんぺん草とも言います。 「エ~ぺんぺん草が食べられるの」七草を求めて田んぼの畔や土手を歩いていきます。 1時間ほどで七草が揃いました。
早速野外活動ふれあい広場で七草粥を食べました。 プーンと良い匂いがします。 お餅入りやサツマイモ入りなどもあります。 まだおかわり有るよとの声に行列ができました。 エ~4杯も食べたの! 皆熱々の七草粥をお腹いっぱい食べて満足の一日でした。
注連縄を作ろう 《2018年12月23日》
冬には稀な暖かい日 野外活動ふれあい広場に集まった老若男女。
平成から変わる節目の年に家をお守りする注連縄 それも手作りで飾れるとあって多数の参加者で賑わいました。冬なのに熱気ムンムンでした。
注連縄とは「神の領域と現世を隔てる結界 不浄の物が入らなくする役目を果たすもの」との説明を聞き 身を引き締めた参加者達。
スタッフのデモンストレーションに総立ち状態で食い入りいざ本番。
4人1組でスタッフの指導の下 力を合わせて注連縄を編み上げます。
飾り付けの品々にもそれぞれ謂れがあり ウラジロは清廉潔白 ユズリハ、橙は子から孫へ代々譲る 紙垂は神の降臨を表す。そんな説明を聞くと一層有難く感じる注連縄です。
最後に紅白の水引きを結び作り上げて笑顔 笑顔 笑顔。
皆さんの笑顔が 来る2019年が幸多い年の証 口々に良いお年をと広場を後にした今日のイベントでした。
晩秋の里山ハイキング 《2018年12月》
熊取町は木の葉状の形をしています。北西から南東にかけて高度が増し、南部にある奥山雨山自然公園を、自然環境の保全を活動の柱とする私たちグリーンパーク熊取の活動の場としています。
今年の「晩秋の里山ハイキング」は東ハイキングコースをとりました。野外活動ふれあい広場を出発し、舗装された永楽線を環境センター過ぎの登山口から入ります。その間1時間、土曜日で車の往来はほとんどなく、永楽桜広場からがネイチャーハイクの開始です。
左手の永楽ダムは、昭和43年3月に見出川をせき止めてダムとしたものです。ちなみに見出川の源流は、熊取町、泉佐野市、貝塚市が接する松尾奥山です。標高405メートルと熊取町の最高峰です。右手は急斜面で、その斜面にはヤマブドウ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、アカメガシワ、タカノツメ、アベマキ、ビナンカズラ、ムベなどが、その色彩で存在感をアピールしています。季節柄リースづくりのご仁には垂涎の的になる植物があります。
桜谷橋から見出川は右手に移ります。そこからがゲンジボタルの観賞地で、毎年6月の中旬2日間、私たちが案内に立ちます。
東ハイキングコースの入り口の標高は約200mです。奥山雨山自然公園は全域にわたって照葉樹林帯に属します。登ること1キロで標高300m、下界が開けます。永楽池の向こうには大木地区の農村景観を垣間見ます。松尾奥山群は雨山を含め和泉山脈の前山を形成していることが見て取れます。尾根道は多く岩石が露出しており、泉南流紋岩の地質で、イタビカズラ、ヒトツバなどの特有の着生植物が見られ、低木が多いので視界を妨げることはありません。
展望台に11時半に到着しました。30分の昼食休憩です。少し風がありますが晴れて視界極めて良好で、コナラを主とした紅葉と、明石海峡大橋、あべのハルカスなどの光景は参加者6名の一致した「素晴らしい!」の一語で、「感動で寒さを感じません。」との感想でした。
おおさか山の日 《2018年11月10日》
今年の「おおさか山の日」は“熊取町民の協働事業”へ衣替えし、主催がグリーンパーク熊取へと引き継がれました。 参加者は110名と大盛況で、スタッフ、協力団体を含めると総勢180名が集うイベントとなりました。
【クリーンハイキング】
今年9月に襲ってきた台風21号の被害でコースの変更を予定していましたが、有志の倒木除去のおかげで今年も雨山ハイキングを実施できました。参加者は35名、うち半数が10歳以下の子ども達でしたが、大人顔負けの元気の良さで、山道も、七曲りの斜面もどんどん登っていきます。馬場跡からは関空から飛行機が飛び立つ姿も見られ歓声が湧きたちます。頂上の雨山神社には7月に奉納された新鳥居を見てお参りする方がたくさんいました。天然記念物のヤマモモの前で全員の記念写真を撮り、すぐに帰路へ。広場のお餅つきを楽しみに下山しました。
【間伐体験】
間伐体験は60名の参加で、今年も人気です!!間伐の場所は成合地区の地主さんのご厚意で、ゆめの森公園近くのヒノキ林で実施しました。
活動の安全確保がまず第一、6班に編成し2名以上サポーターを配置しました。山の入り口で、全員ヘルメットを着け、班の番号を付けたヒノキを切ります。倒す方向にロープを張り、交代でノコを引くとやがて「メリメリ」と音がし始め、「倒れるぞ!」との合図で「バリバリ、どすーん」と轟音を立てると、「これは面白い、来年も参加しよう」と興奮気味に語った男の子もいました。
【餅つき・ぜんざい】
ハイキングと間伐から広場に着くと、餅つきが始まりました。吹奏楽部のファンファーレを合図に、子どもたちが長い列を作り、元気に餅つきです。
永楽ダム周辺の清掃を終えた、商工会女子部の皆さんも合流し、柔らかお餅のぜんざいをいただきます。180人分の賄をしてくれた炊事担当者に感謝です。
【ロゴスイベント・ヒノキクラフト・大阪観光大学吹奏楽部演奏会】
ロゴスさんイベントの「焼きマシュマロ」が人気。クラッカーに、チョコレートを包んで食べると「モーたまりません!」。3台の「お絵描きテント」では、手に絵の具を付けて「ペタペタ」塗り付け解放感にひたります。
午後からは間伐で持ち帰ったヒノキ材を切ってコースター作り。
そして“一服”のリラックスタイムは大阪観光大学吹奏楽部のさわやかな演奏に酔いしれ、最後は「アンコール!」の拍手が沸き起こり、演奏終了後も拍手がいつまでも鳴りやみませんでした。
鳥とドングリ 《2018年10月20日》
秋、ふれあい広場の玄関にいたツバメ達が南に渡り、かわりに冬鳥のカモたちがやってくる季節です。今日は山や池、田んぼでどんな鳥に出会えるでしょう。
14名の参加者(うち11名が元気な子ども達です)が集まってくれました。
小雨がパラつく不安定な天気でしたが、スタッフが6台の望遠鏡を持ち、みんな静かに!そっと!の野鳥観察の心得を守って東谷池に移動しました。
昨日の下見で見たオシドリの姿は見られませんでしたが、山の中腹の木にトビが止まっているのを発見。「わー、見えた、大きいなぁ」望遠鏡や双眼鏡で見える鳥に感激です。しばらくすると、空中にトビではないタカ類の姿が現れました。「あ、ミサゴだ、足に何かつかんでる!」やがて木に止まると餌を食べている様子、そこへハシブトカラスが餌を奪いにやってきてケンカに。ミサゴは逃げて行きました。
広場に戻ると、道端にセグロセキレイが長い尾を振り、ジッ、ジッと鳴きながら歩いていました。成合の家の屋根には派手な色合いのイソヒヨドリのオスが見られ、田んぼではスズメが電線に止まっていました。モズやコゲラの声は聞こえましたが、残念ながら姿はみせてくれません。帰りには電線に数十羽のカラスが集まっていました。
広場に戻って鳥合わせ。今日見たのは11種と少なめでした。
昼食をはさんで、午後はドングリを使って鳥のクラフトです。
ドングリに穴を開け、つまようじを使って鳥の形をつくり、絵の具で色塗り、仕上げます。見本を見て作る人、本や自分のイメージで作る人、みんな集中して作ります。キツツキ、エナガ、スズメ、コサギ、トトロなど、それぞれ素敵な作品が出来ました。子ども達の工夫やお父さんの頑張りに拍手喝采です。
大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業 《2018年9月1日》
3回シリーズの講座も7月7日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。今年は台風の当たり年で、台風21号が近畿地方襲来予報の直前開催となり、開始前には大雨が降り、受講者の出足が鈍り、残念ながら出席者は10名となり例年に比べ少し寂しい最終回となりました。
しかし、雨中のなか出席していただいた福助は若干の生育遅れの苗があるものの概ね順調な生育状況でした。
このような中で講習スタートし、作業開始。止め肥として固形肥料、そして増し土、オルトラン(防虫剤)散布、水苔置き、支柱立てと全員がリピーター参加の為か順調に作業が終了。
これから9月下旬までに蕾が付き、10月下旬開花までの大事な生育期間中の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付法等、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。
最後に「熊取町秋の文化祭 菊展示」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
夏休み子ども自然教室 「特大シャボン玉を作ろう」 《2018年8月19日》
猛暑が一段落した晴天の中、昨日の水てっぽうに引き続き、元気な家族がふれあい広場に集合しました。本日のテーマはシャボン玉作り。
まず透明カップを水でいっぱいにした後、さらに水を足すと表面が盛り上がります。これが表面張力。「わぁー盛り上がった!」とちょっと驚き。次に、ストローを水につけても泡はできませんが、台所洗剤を混ぜた液につけるとシャボン玉のような泡がカップにできました。さらに、洗濯のりを混ぜるとしっかりとした消えにくい泡ができます。子ども達もちょっと興奮!シャボン液の完成です。そして、大きなシャボン玉を飛ばす準備、ワイヤーの枠に布を巻き付けて液がしみこみやすくします。
さぁ、広場でシャボン玉を飛ばそう!人の顔以上の大きなシャボン玉がいくつも飛びます。枠をゆっくり動かして横に伸びる大きなシャボン玉、高く飛んだシャボン玉、うちわを振れば小さなシャボン玉がたくさん、スタッフ特製の枠で色々なシャボン玉飛ばしもできました。みんな大歓声です。
そして、人が入れる特大シャボン玉に挑戦する予定で前日からずっとスタッフが調整していましたが、どうもうまくいきません。残念ながら今年は断念。失敗は成功の母ともいいます。原因と対策を考え、また再挑戦です。
洗剤の中の界面活性剤の話で、シャボン玉ができるしくみが少しわかりました。身近な現象から学ぶことはたくさんあります。自然教室をきっかけに興味の芽が育まれるといいなと思います。
夏休み子ども自然教室 「水てっぽうを作って飛ばしあい」 《2018年8月18日》
夏休み子ども自然教室の3日目は、「水てっぽうを作って飛ばしあい」です。
テーマは自分で“水てっぽうを作り”、赤組と白組の対抗戦で、“水てっぽう遊びを体験しよう”です。
最初に用意された竹を使い、外側の筒と中に入る押し棒をノコギリで切ります。
外側の筒には先端に穴をあけ、押し棒の先端にはスキマテープを巻き、布を被せて輪ゴムで止めて完成です。その後、試し打ちをしながら調整しました。
さあ、赤組と白組の対抗戦です。子ども達のかけ声とともに竹筒から勢いよく飛び出す水てっぽうは次々と的を倒していきます。
「水かけ合戦」は親御さんも参加し、びしょぬれになって大盛り上がりです。
猛暑続きの暑~い夏に最適の水てっぽう遊びは、子ども達の歓声と笑顔がいっぱいの楽しいイベントになりました。
夏休み子ども自然教室「竹の貯金箱を作ろう」《2018年8月5日》
子ども自然教室の2日目は、自然素材の竹を使い、空洞を利用して貯金箱を作るクラフトです。参加者55名、パーク23名で始まりました。
まず事前に準備した長竹を子ども達に選んでもらい、ノコギリで切り、お金を入れる「口」の穴あけをしました。それから、ナイフ、サンドペーパーを使い、投入口の仕上げなどをしました。それが終わると、マジック、シールを使って絵を描き、シールを貼って、自分だけのオリジナル貯金箱が出来あがり!
子ども達の感想。「ノコギリで竹を切るのが初めてで楽しかった」「シールやマジックで竹に絵を描くのが楽しかった」「自分だけの貯金箱ができてうれしい」
連日の猛暑で熱中症の心配もありましたが、無事終了。みんな自分だけの貯金箱を作って満足そうに帰っていきました。
夏休み子ども自然教室 ザリガニ・魚たちと遊ぼう 《2018年8月4日》
夏休み子ども自然教室のトップを切って「ザリガニ・魚たちと遊ぼう」を開催しました。
生き物を扱うイベントは保護、捕獲、維持管理に多くの努力が必要ですが、子ども達の笑顔を楽しみに開催しました。
大きなバットにザリガニを入れてスルメをエサにして釣りあげよう!早速「やったー」の大きな声、得意満面です。
水槽に生きものたちを入れてじっくりと観察コーナーではカワムツが真っ赤な婚姻色に染まっていました。
ブラックボックスでは恐る恐る手を入れていきます「キャー」何か判った??ドジョウでした。
チリモンコーナーではチリメンジャコ(カタクチイワシ)の中に混じっている小さな生き物探し、この長いお魚はなーに?タチウオでした。タチウオは子どもの時から長いのです。 海の豊かさを実感出来たかな?
おーい皆でモンドリをあげに行くよとの声で野外活動広場の前の別所池のモンドリを上げます、サアー何が入っているかな・・・ドキドキの瞬間です。
栞作りコーナーでは魚などを色鉛筆で描き見事な作品が出来上がります。見ていた父兄も負けじと、ラミネートをしてリボンを付けると夏休みの思い出が出来上がりました。
やはり一番の人気コーナーは魚たちと触れ合おうです。ザリガニや魚たちの手づかみです。 得意になってザリガニを持ち友達に見せたり、魚を何とか捕まえようと頑張っていました。



大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 鉢上げ 《2018年7月28日》
前例を見ないコースをたどる台風12号の近畿地方接近の直前の開催で、前回7月7日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。
うまく発根しているか、スタッフも気になりながら13名の受講生を迎え、講座の開始です。体調を崩されている方もおられ、若干欠席者がでました。
苗の生育状況は、刺し芽の日から猛暑が続き、生育管理が難しく昨年より厳しい結果となりました。用意した予備苗を使い、各自4本の苗で1工程毎に説明をしながら5号鉢に定植していきました。経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。
今回も定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいていました。
次回9月1日第3回目の講習日には立派に苗が成長している事を願いながら受講生を見送りました。
大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 さし芽の仕方 《2018年7月7日》
「大菊の福助仕立て」とは大菊を5号の小鉢で育て、草丈30㎝ぐらいに育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない。持ち運びが容易である。などの理由で近年特に女性に人気のある花づくりです。
さて、イベント当日は西日本が集中豪雨に見舞われる中、熊取町では朝方から豪雨警報が出ていましたがイベント実施には支障がないと判断、雨天の中決行しました。参加者15名と昨年より少ない参加者でしたが、やはりリピーターの参加者が多く、初参加は1/3の5名で、残り10名の方は2年~5年以上のリピーター参加者でした。
3回シリーズの第1回目として、刺し芽の手順説明の後、グリーンパークメンバーにより、刺し芽用土の準備~刺し芽まで丁寧に指導しながら順調に進行し、3週間後の次回、鉢上げ時には立派に根付いた苗が出来上がるよう、今後の管理要領を説明し予定時刻に終了しました。幸い大雨にはならず、参加者は出来上がった刺し芽苗を大事そうにかかえながら、家路につかれました。
初夏の野外活動体験塾 《2018年6月16日》
「おはようございます」元気な声の親子さんが参加してくれました。
初めに飯盒に米を入れ、水加減をしておく。おいしく炊けるのか心配顔の参加者。
A班は夏カレー作り、野菜の切り方を教わると手際よく手慣れたものだ。
B班はマイスプーン作り、指導通り上手に出来たと思う。途中で入れ替わり作業開始。
昼が来た! 飯盒のご飯上出来だ。二つの大鍋で皆んなで作った甘口、辛口の夏カレーの出来上がり。「おいしそうだ」おかわり組も沢山いた。よかったです。
昼からは男の子に「竹で何を作るの?」と聞くと目を大きく開いて30㎝位の貯金箱。女の子、一輪挿し。竹ポックリといろいろ。スタッフに手伝ってもらい完成。
ほっとした顔がすぐ笑顔になる。とても可愛い。
ゲンジボタル観賞会 《2018年6月9日》 10日は雨天中止
ゲンジボタルは里山の豊かな水辺の自然環境のもとで生息してきた生き物で、人里近くに住み、人と深くかかわってきました。
当日はゲンジボタルを観賞しようと500人の参加者がありました。ペットボトルライト、竹製行灯で照らしたダム周遊道路を歩いて、800m地点からホタルが飛び始めます。
「あっ、ホタル光ってる!」樹林のあいだを点滅しながら飛んでいるホタルに参加者の皆さんは歓声をあげ、手のなかで光るホタルに子ども達は目を輝かせています。
この日確認できたホタルは85匹でしたが、樹林のなかを点滅する幻想的なホタルの光は、参加者の皆さんを魅了し、心を和ませてくれました。
ホタルの一生の話を熱心に聞いてくれ、「カワニナをホタルの幼虫はどうやって食べるの?」などなど興味が広がります。「ホタルが光るのは次の世代に大切な命をつないでいくためだよ」
スタッフに「ありがとう」「ごくろうさま」「ホタルきれぃかったよ」ほんわかあったかい人とのふれあいにも心が和んだ観賞会でした。
ゲンジボタルが生息する水辺の環境をいつまでも大切に守っていきたいですね。
さや池観察会 《2018年5月27日》
さや池ビオトープはさや池と雨山川の水辺の自然環境を、遊びながら体験し、観察できるビオトープです。
まず池をぐるっと一回り。水面を何種類ものトンボがすいすいと飛んでいます。おしりを水面につけて産卵しているシオカラトンボもいます。
前日から仕掛けたモンドリを引き上げると大量のドジョウが入っていて子ども達は大喜びです。くねくねと泳ぐドジョウを掴もうと大奮闘です。「つるつるしてる!」
カワムツを皆で放流、触った感触が全然違うのも体感できました。
「池には他にどんな生き物がいるか皆で探してみよう」網をもった子ども達は「見つけた!これなに?」トンボのヤゴ、カワニナ、マツモムシなど次々と発見。雨山川からサワガニもやってきました。「オスとメスの違いは?」「これはオスや」
池のまわりには真っ赤なイチゴがあり「美味しそう♪」「このイチゴは食べられます」ワクワク「でも美味しくありません、これはヘビイチゴです」ざんね~ん。
最後は子ども達の要望に応えて雨山川で生き物採取です。冷たい川にジャブジャブ入って
サワガニ、ヨシノボリ、スジエビ等々発見。ヨシノボリの卵を発見してくれた子どももいました。
さや池ビオトープの水辺は沢山の植物が生育し、水生生物、昆虫、鳥、小動物の絶好の住処です。子ども達も大人も水辺の自然を体験し、いろんな発見をし、思いっきり楽しんだ一日でした。
水とみどりの和田山パークまつり 《2018年4月29日》
今年もこの日がやってきました!!
「水と緑の和田山パークまつり」。
野外活動ふれあい広場の開設記念日(4月29日)を祝う祭りとして2005年から毎年盛大に行われ、今年も参加者111名・スタッフ48名、中でも初参加の大阪観光大学吹奏楽部の素敵な演奏で、終日たのしい笑い声が和田山にこだましました。
♪写真で一日をたどってみま~す♪
☆ファンファーレで元気よくスタート
☆11か所のポイントをめぐる「のこのこラリー」にチャレンジ!
☆お父さんたちも参加して餅つき大会
☆タケノコの土佐煮とぜんざいでお昼ごはん
☆午後はお待ちかね、太極拳演武と吹奏楽演奏会
~また来年もお会いしましょう!~
春の里山ハイキング 《2018年4月14日》
今日は半日ネイチャーハイクを楽しみつつ感性を高め、四季の移ろいに敏感 になる日だ。上高田の里村に入ると、道路の右側の土手には、おなじみの春の野 草が勢ぞろい、スカンポを見て昔を懐かしむ。 助谷の入り口に 4 体の道標地蔵を収める社が、昨年 6 月に新しくなった。飾ってあるお花はいつ見ても新しい。
見出川に沿ってゆるやかに登っていくと「湧き水」があり、「助谷森の道」と「助谷自然の道」との分岐点になっている。ここで一休みして深(森)呼吸、森の気を深く吸い込む。左手にとって助谷森の道を100 メートルも進むと、2000 年(平成 12 年)「みどりの世紀の森づくり推進事業」、町立東小学校生徒が植林で参加した看板が残っている。しばらくメジロの鳴き声を聞きながら雑木林を行く。
クサリ場を登りきると、この地点は今日のコースの最高地点、海抜 290 メー トルで、ここからが尾根伝いに芝生広場へと進む。いつもならコバノミツバツツ ジが沢山にみられるのだが、今年は開花が早まり、代わってモチツツジが待機し ている。わずか4日前の下見の時にはコバノミツバツツジは残っていたのだが、 残念である。お弁当休憩の芝生広場へは、ハイキング G だけでも年 4 回は行く。
お弁当を食べて第 2 展望台へと進む前に、周囲の樹木観察にゆっくりと時間をとって四季を重ねてみる。変化の中に新しい発見がある。四季の移ろいを実感してワクワクする。 第2 展望台からの四方の眺めは、今日は薄曇り、でも山は青葉若葉に染まってきている。笑っている。 参加者の 3 人のパークメイトの小学生は、今日のもう一つの目的でもある永楽ゆめの森公園へと急いだ。我々大人には約 7 キロの行程は少しきつかったかな。
見出川をきれいにしよう 《2018年3月18日》
桜の開花がちらほら聞かれる陽気のイベント日和、今年も見出川の清掃活動が行われました。高田地区の方々、町内のご家族、熊取町役場の方々、グリーンパーク熊取のメンバーが一丸となって、川に入り、ゴミ拾いをしました。
「この活動も今年で10年になります」との高田区長さんからの挨拶の言葉、継続は力なりです。里山の豊かな自然が広がる水辺の環境をみんなで大切に守ろうという意識が根付いてることがわかります。
しかし、昨年の大雨の影響で、川の様子は一変し、土砂が片側に積み上がり、ゴミと土が混ざり合い、ゴミを除くのは大変でした。
みんなの懸命な作業の結果、随分ゴミを集めることができ、川もきれいになりました。
ゴミ拾いの後は、生き物採取!子ども達は濡れるのも構わずジャブジャブ川に入って夢中で捕まえていました。「なにこれ~。動いてる」と持ち上げた網の中に見つけたのは、カゲロウの幼虫。今日はカゲロウがたくさんいました。ほかにもサワガニ、オニヤンマのヤゴ、ヨシノボリ、ドジョウ、ヨコエビなどなど。たくさん捕まえましたが、サイズが小さいものばかり・・・。大雨の影響でしょうか?
清掃後は、高田ちびっこ広場の生き物ふれあいコーナーで、ブラックボックスやチリメンモンスターなど観察し、楽しんでいただきました。
冬の鳥をさがそう 《2018年2月18日》
今回のイベントには募集人数20名に対して24名の応募があり、うれしい「悲鳴」を上げる中、実施日はこのところの寒く冷たい気象から一転して、温かい日差しがイベントを応援してくれました。
まずは向かった東谷池、トビが対岸の枯れ木に止まっています。大人の参加者の一人は「永くこちらを向いた顔が、何ともかわいいとの印象を持ちました」と。 途中飛び立って旋回するのを見て、子どもの一人はチェックリストに、全長60センチ・翼開長160センチと記入します。
冬鳥といえば何といっても水鳥。潜らないカルガモと潜るキンクロハジロがいます。 後者は「目は金色、背中は黒色、翅は白色だって。名前の由来はここからかな」とつぶやく大人。何回かの下見で観察できているオシドリが見当たらない。主食のドングリを求めて「丘に上がっているのかな」。
和田新池展望台経由で和田山散策道を左回りに3分の2周、風が出ていたのか、姿を見たのはイソヒヨドリのオスのみ。地鳴き、さえずりも騒音にかき消されて成果ほとんどなしでした。
別所池では額から嘴の色が白色で、全長が40センチと「意外に小さい」オオバンを見ました。ここではキンクロハジロと行動を共にしていました。
野外活動ふれあい広場に戻ってきて今日のまとめの鳥合わせ、リーダーの解説に参加者が加わります。「カワウを見ました」。昨年参加した一人「双眼鏡を買って自宅の近くで定点観察しています。野鳥を見つけ、見分け、聞き分ける域に達しようとバードウオッチングが楽しくなってきています」と。
子ども達はお土産にもらった野鳥のフィギュアを手に、大喜びの中帰路につきました。
炭焼き体験とシイタケほだ木作り 《2018年2月10日》
北陸に記録的な大雪が積もる大寒波は一息ついたものの、今日は冷たい小雨がショボショボと降り続く残念なお天気でしたが、去年を上回る53名の参加者を迎え、寒さを吹き飛ばす熱気ムンムンで、恒例の炭焼き・シイタケほだ木作りが行われました。
今年の参加者の約半数は元気な子ども達。少々の雨もへっちゃらです。
まず、炭焼き体験。グリーンパークには3基のドラム缶型炭焼き窯があり、今回は1基を木炭用、2基を竹炭用に使用しました。
木や竹を寸法通りに切断。元気な子ども達のノコギリさばきのうまさにびっくり。大人達も負けられません。切った竹は4つ割りにして内側の節取りをし、窯に詰め込み易くします。力仕事でみんないい汗をかきました。
準備できたところで窯に隙間なく上手に詰め込み、蓋をして焚き口からたきぎに火をつけました。体験はここまでで、あとはパークのスタッフが火や煙の状態をみて焚き口を小さくし、蒸し焼き状態にして炭を作ります。窯出しは十分冷めてからの数日後となります。
次に、シイタケほだ木作り。里山から伐り出したコナラの木に専用ドリルで24個の穴をあけて、シイタケ菌をたたきこみます。再来年にはおいしいシイタケがニョキニョキ生えてくることを願ってエーイ!と打ち込んでいました。
悪天候を心配して進行を速め、作業が終わってからのお昼タイム。グリーンパーク特製、冬に嬉しいあったかい豚汁をみんなでいただきました。
シイタケを上手く育てる極意の話も聞き、重たいほだ木を担いで、「楽しかった」凧をつくろう 《2018年1月21日》
七草粥と新春野草観察会 《2018年1月》
お正月松の内の最後の日に当たる1月7日、人日(じんじつ)の節句の朝、一年の無病息災を祈って春の七草の入ったお粥を食べる習わしが、10世紀ころから朝廷で儀式化し、それが民間でも今日まだ伝えられたと言われている。
毎年ながら、グリーンパーク熊取でもこれにならって、七草粥のイベントを行っている。
今年は前々日雪が降り七草を探すのに苦労しました。数日前にスタッフが5草を採取し、前日には、参加者を案内するコースの下見、七草粥の下準備、買い物など翌日のイベントに向けて準備した。
当日は参加者をお迎えし、計画どおり野草観察、七草粥の炊き出しと、スタッフ一同力を合わせて5鍋(塩と味噌味の七草粥2種、餅・さつまいも・里芋入りのお粥3種)を炊いた。
とても美味しく炊けたので5鍋全て完食、作り手も苦労の甲斐がありました。
参加者も笑顔で「美味しかった。ありがとう♪」と帰途に声を掛けられホッとする。
スタッフの皆さん大変お疲れ様でした。
来年もこの様になりますように!
しめ縄作り 《2017年12月23日》
2017年も押しつまった野外活動ふれあい広場に大勢の参加者が集まり今年最後のイベントです。
新年に厄除けとして玄関に飾る「注連縄」を作りました、それも手作りでわが家に飾るとなると力が入ります。 熱気ムンムンのような日和の中、スタッフのデモンストレーションを見、4人一組で注連縄を編みます。
青味がまだ残る稲わらを使い、袴を取って綺麗な藁にします。新年が幸多かれと心を込めて編み上げます。
紙垂は神様の降臨を表し、ウラジロは清廉潔白、子孫繁栄、子から孫へ代々譲る、ユズリハや橙の縁起物を飾り、紅白の水引で結んで出来上がりです。
皆さん立派に出来たお手製の注連縄に感激です。
くる年が良い年であります様に声かけあって広場を後にしました。
晩秋の里山ハイキング 《2017年12月9日》
奥山雨山自然公園は紅葉の真っ最中。参加者の声、お一人は「今日のコースは私の一番のお気に入り、毎回楽しみです」 またお一人は「熊取に越してきて40年で初体験、挑戦するおもいで参加しました」
まずはストレッチ体操で体をほぐし、全員杖を手に出発です。今回は主催者の意向で9つの休憩ポイントを設けました。
最初の休憩ポイントは上高田・助谷への入口です。見出川を挟んで左に大熊街道の道標があり真新しい祠の中に4体のお地蔵様が祀られてあり、戦国時代の石垣を背にしています。右には明治の末期大森神社に合祀された菅原神社跡があります。
次の休憩ポイントは助谷森の道と助谷自然の道への分岐点ですが、その間、町立東小学校3,4年生が毎年自然を観察する「水生の生き物」「スギとヒノキ」「湧き水」を通ります。
3人のパークメイトの北・中央小学校生は「自然のこと、いっぱい学べてよかったです」との感想。
助谷森の道と助谷自然の道が合流する地点が今日の最高地点・288Mです。昼食をとった芝生広場からの展望台、そこからの四方の眺めは素晴らしいの一言です「秋に山笑う」かな。快晴の下、あべのハルカスがくっきりとそびえていて「熊取にこんな素晴らしいところがあるなんて、来年も参加します」
念入りにクールダウンして「お疲れが出ませんように」 解散しても子どもは走り回っています。元気をもらいました。
初秋の野外活動体験塾(納涼流しソーメン) 《2017年9月9日》
野外体験塾2回目は恒例の「流しソーメン」です。申し込み初日数時間で締め切らせてもらうほどの人気ぶりにスタッフも驚きました。
当日は、朝から爽やかな風が吹く広場に106名の参加者を迎えて始まりました。スタッフにはパークメンバーの他に、大阪体育大学野外活動部の5人の学生さんが加わってグーンとパワーアップ!
まず、ソーメンを食べるお箸とお椀を竹で作ります。
箸の長さに割った竹をそれぞれナイフで削ってマイ箸を作ります。普段ナイフを使う機会がないのでみんな四苦八苦。愛情込めて竹箸を作成しました。
お椀は、竹の節を利用して、のこぎりで切って作ります。切り口を滑らかにしてマイカップを仕上げます。のこぎり使いは手慣れた方も多くスムーズでした。それぞれ自分の名前を書いて、あとはソーメンを待つばかり。
炊事棟ではスタッフがテキパキと準備を進め、ソーメンをゆで上げます。
広場には前々日から準備してきた長さ13mの流しソーメンの台が4台設置され、水の流れも確認済み。
さあ、いよいよソーメン流しスタート!
大人も子どもも流れてくるソーメンを上手に掬い取ってマイカップに運びます。みんなで食べるソーメンは美味しそうです。
一息ついて、午後は学生さん主導の「ポイントラリー」。
子ども達はチームに分かれ、用意されたゲームを行い、チェックポイントを探しながら進んでいき、合計点を競い合うプログラムです。ヒミツの言葉・ケルン(石を積み上げ高さを競う)・カモフラージュ(隠された宝探し)・スリーアイズ(松ぼっくり投げ)・おおなわチャレンジ、みんな一生懸命頑張りました!ゲームを通して初めて会った人ともすぐに打ち解けられたようで、みんな満足の笑顔。
自然の中で心も体も開放され、家族や友達との楽しい時間が流れる広場。「楽しかった」の感想もいただき、スタッフもホッとした野外体験塾となりました。
大菊の福助仕立てに挑戦 第3回 管理作業 《2017年9月2日》
3回シリーズの講座も7月8日にスタート以来、いよいよ最終回を迎えました。
今夏は北日本では天候不順の日照不足に見舞われましたが、大阪は夜間も気温が例年以上に高い日々が続き、菊の生育管理が難しい年となり、受講生の菊の生育状態が心配されました。
結果的には、全部の苗が無事に育った方、残念ながら2~3本になってしまった方等少し生育状況にばらつきが出てしまったようです。やはり昨年に比べ、立ち枯れ、生育不足になってしまった苗が少し多く、自然相手の難しさが感じられました。
それでも、残りの苗に秋の大輪開花の希望を託し、支柱立て、止め肥施肥、増し土作業を終え、今後の灌水と液肥、Bナイン処理、病害虫への消毒、脇芽摘み、開花時の輪台取付法等、まだまだ予断を許さない今後の管理作業の説明に熱心に耳を傾けられ、全員の意気込みが感じられました。
最後に「熊取町秋の文化祭 菊展示」の「受講生福助作品の展示コーナー」に、全員の出品をお願いすると共に、来年の再会を約束し、終了しました。
八朔まつりハイキング 《2017年9月1日》
豊作を祈願する八朔祭りの神事が9月1日に雨山頂上の雨山神社で、大森神社から宮司を迎え、執り行われました。
当日の天候は快晴で絶好のハイキング日和、移り行く秋の気配が感じられます。往復に立ち寄った馬場跡から大阪湾の眺めは、遠く近く、えもいえぬ素晴らしいものでした。「邪魔になる目の前の雑木は切れんものやろか。」「そんなこと勝手にしたらあかんで。第一、4年前に国の史跡『土丸・雨山城跡』になってるんやで」
山頂へは成合登山口が出発点です。左子池の手前に町石十があり、町石一は鳥居、堀切と続く左手にあります。町石はコースの道案内、目安になっています。
七曲の後半、町石三を過ぎたあたりからが難所です。登山道に岩石がゴロゴロし、岩肌はむき出しです。トレッキングポールなり杖が欠かせません。「事故の原因は転倒、結果は骨折」と、ひたすら足元を見つめます。
八朔神事の後は、本日の主役成合地区住民からお神酒がふるまわれ、お餅2個とお菓子が配られ、参加者はしばしのひと時、交流しました。
夏休み子ども自然教室 特大シャポン玉をつくろう 《2017年8月20日》
子ども達はシャボン玉が大好き。シャボン玉から多くを学んでもらおうと実験です。
まずハスの葉っぱで水の表面張力の説明から始まり手作りシャボン液作り。水・台所用洗剤・洗濯のり(PVA)を混ぜ合わせる毎に、ビール缶の裏側でふくらませ、大きさ、色、強さを観察し、次に枠作りをし、いよいよ飛ばし合いです。
手作り枠で自分より大きく長いシャボン玉に大歓声。
更に大きな枠で、大人より大きく長いシャボン玉と全員が骨だけのうちわで無数のシャボン玉が出来て大興奮です。
最後にシャボン玉の中に人が入れるのか初めての挑戦。子ども達全員一人一人入る事が出来全員大満足でした。特大のシャボン玉をつくり、大人も子どもも夏休みの楽しい思い出になった事だと思います。
夏休み子ども自然教室 ザリガニ・さかなくんと遊ぼう 《2017年8月19日》
生き物とふれあう子ども達の笑顔を思い浮かべながら準備をかさね、いろいろなメニューでスタート。
「もんどりを上げよう」別所池に仕掛けたもんどりに何がかかっているかな?みんなワクワクしながら引き上げました。
「ちりめんモンスター」ちりめんじゃこの中にはカニ?エビ?魚の稚魚やタツノオトシゴも!意外な生き物たちの世界を探検しました。
「ザリガニを釣ろう」前半はスルメや魚肉ソーセージを餌にザリガニ釣りに挑戦。後半はもんどりで取れた魚も投入して、手で捕まえる、ふれあい体験!小さい子供たちも大喜びでした。
「ブラックボックス」中身が見えない箱の中に手を突っ込んでみると、ぬるっとする生き物が…。怖っ!でも平気な子も多かったとか。勇敢ですね。
「しおりを作ろう」夏休みの思い出にきれいな作品がたくさんできました。
「生き物観察コーナー」カワムツ、ヨシノボリ、ドジョウ、ザリガニなど、
オス、メスの違いや動き方など聞くと、ガゼン興味が深まります。
普段出会わない水辺の生き物と触れ合える貴重な体験ができたと参加者の方々にも好評な自然教室でした。
夏休み子ども自然教室 トーテムポールを作ろう 《2017年8月6日》
トーテムポールは、18世紀ごろ北アメリカ北西沿岸の原住民が、柱に家の紋章や伝説・物語の登場者を彫刻したことに由来します。
初めての取り組みテーマにスタッフ一同知恵を絞り、彫刻の替りにプレートに参加者の「好きなもの」や「夢」を描いてもらい、事前に準備したメインポールに貼り付けることにしました。かんむりは「カワセミ」です。
『楽しんでもらえるかな~』との思いで迎えた参加者は26名。
スタッフが手順を説明し取り組み開始。
主催者の“不安”を吹き飛ばすかのように、ウサギやクマなどの動物たち、魚や昆虫、アサガオなどの草花。
夏祭りで見た花火や浴衣姿、お子さんそっちのけで三葉虫や恐竜を夢中で描くお父さん、などなど。
華やかで独創的な図柄が出そろいました。
2メートル以上の大きな柱は4本。描いたプレートを持ち寄り、ネジで固定しそれぞれ作者のサインを書き、直径40センチほどの丸太の上にポールを乗せ固定すると「オオー!」と歓声。立派なトーテムポールが完成しました。
このトーテムポールはしばらく広場に残され、参加者の「記念碑」として展示されます。お礼の言葉に包まれながら初めての体験を終えました。
夏休み子ども自然教室 水てっぽうを作ってとばしあい 《2017年8月5日》
川たんけん 《2017年7月30日》
雨山川川たんけんは参加者46名、スタッフ14名でスタート。
野外活動ふれあい広場から雨山川まで、田んぼの生き物、バッタやトンボなど里山の自然とふれあいながら15分後に到着。「わ~涼しい!」樹木におおわれた雨山川の水辺は天然のクーラーです。
さあ~川の自然体験です。網を片手に「魚とれた!」「蜘蛛みたいなのがいた!」
「カニの赤ちゃんや!」川にすわりこんで「冷たい♪」 子ども達はずぶぬれです。
次に見つけた生き物の観察です。吸盤でペタッとくっつくヨシノボリや、弓なりになって死んだふりのコシボソヤンマのヤゴなどユニークな生き物がいっぱいです。この日見つけた生き物は11種類。観察した後はみんなで生き物を川にかえしました。
最後にパネルをつかった川の環境の話を聞いて皿谷池を水源にした雨山川はきれいな水であることを確認。
夏には最適な川たんけんで、川の自然を思いっきり楽しんだ一日でした。
大菊の福助仕立てに挑戦 第2回 《2017年7月29日》
前回、7月5日の挿し芽講座より3週間、今日は5号鉢への定植です。
うまく発根しているか、スタッフも気になりながら29名の受講生を迎え、講座の開始です。
早速苗の状況調査です。5本全滅が1名いましたが、残り29名の平均は約4本が立派に育っていました。
今年は雨が少なく、さし芽以降も高い気温が続き、管理が大変難しかったのですが、上々の出来栄えでした。
早速用意していた補充の苗を配布し、全員5本ずつの苗を、1工程づつ説明をしながら5号鉢に定植していきました。経験者は手早く、初参加の受講生は慎重に作業を進めていきました。
今回も定植以降の管理がポイントになり、施肥のタイミング、成長抑制薬のビーナインの散布方法や時期、水やり頻度や日照管理等初めての方には少々難しいポイントですが、熱心にメモを取っていただいているのを見ると、受講生全員の苗が無事に育ってくれるよう、祈りながら、受講生を見送りました。
大菊の福助仕立てに挑戦 第1回 《2017年7月8日》
「大菊の福助仕立て」とは、大菊を小鉢で育て、鉢底から花首まで40cm以下に育て、しかも大菊に負けないくらいの大きな花を咲かせる方法です。その姿が頭でっかちな「福助人形」に似ているので「福助仕立て」と呼ばれています。
小鉢なので場所をとらない、作業の負担が少ない、持ち運びが容易である。などの理由で人気のある花づくりです。
今年は予想以上に応募者が多く、受講者は29名となり、課題は提供する挿し穂を予備も含めると約300本用意しなければならなかったのですが、菊グループメンバーの努力で無事クリアーする事が出来ました。
受講生の約70%が女性で、女性に人気のある講座と言えます。また2年以上連続の受講生が50%、中でも4年連続の受講生が25%とリピーターが多いのもこの講座の特徴です。
このため受講生どうし、あるいはスタッフとも顔なじみが多く、終始和やかな雰囲気で講座が進行し、受講生は長さ約5~6cmの挿し穂をジフィポットのさし芽床に、無事の発根を祈りながら、一本一本丁寧に挿しました。
今後、次回までの約3週間の育苗管理が重要である事の説明を行い、7月29日の「第2回 5号鉢への鉢上げ」には無事に育った立派な苗を持ってきていただけることを願って約2時間の講座を終了しました。
初夏の野外活動体験塾 《2017年6月17日》
梅雨の中休み、緑あふれる野外活動ふれあい広場に、70名(子ども55名、大人15名)の参加者を迎えて、今年も「野外活動体験塾」が開かれました。
まずは、全員、飯盒でご飯を炊きます。
スタッフの説明を聞いて、お米をはかり、グループごと、20個の飯盒が準備されました。
次はカレーと竹のスプーン作り。
キャンプの定番ですが、今日は夏野菜カレー。具材はいつものジャガイモ・人参・玉ねぎに加え、カボチャ・ズッキーニ・ナス・ピーマン・モロッコインゲンと野菜たっぷり。みんなで協力して野菜を刻みます。小さな子供たちも素手で新ジャガの皮むきに挑戦!
カレーを食べるスプーンは竹を切って、形を作ります。
幼稚園児もお母さんの声援を受けながら、ノコギリを使って一生懸命。
サンドペーパーでみがくと高価な“銀のスプーン”よりおいしく食べられる
マイスプーンが出来上がりました。
準備が出来たら、かまど炊きスタート。上手にご飯が炊けるかな?
カレーも野菜・肉を煮込んで、最後にルーを投入しました。美味しそうなカレーが完成。グリーンパーク特製のラッキョウも添えて、いただきます!
午後は、竹の一輪挿しの花器作り。
自分のイメージを膨らませたり、見本を見ながら、時間がたつのも忘れて作品作りに没頭しました。みんな素敵な作品ができあがったようです。
さわやかな風に吹かれながらの飯盒炊さんと竹のクラフト、それぞれ笑顔の体験塾となったようです。
さや池観察会 《2017年5月28日》
“見て、探して、やってみて、学ぶ”をテーマに活動した「さや池観察会」で、水辺の自然を遊んで楽しみ、体感できた笑顔いっぱいの一日でした。さや池ビオトープがリニューアルして初めての観察会に、19名が参加しました。
ビオトープの説明の後、池の水抜きです。底樋(そこひ)を抜くと放水され、流れ出る水の勢いに「わあすご~い!」
水抜きが終わるまで、雨山川で観察会です。5月とは思えない猛暑に、冷たい川の水はとっても気持ちがよいのか、子どもたちも大人もジャブジャブと川に入って、生き物採取に夢中。「サワガニだ!」「魚つかまえた!」「これ何?エビ?」、皆で見つけた生き物は14種類でした。
川の水の水質調査もしました。子ども達が調べるとCOD3 PH7 アンモニウムイオン0.3です。皿谷池から流れてくる水は、とてもきれいな水であることがわかりました。
水抜きが終わった池を皆で観察すると、「カワニナがいっぱい!」「ドジョウがいた!」
底にはヘドロが堆積していて、スタッフが入るとズボズボと足がもぐります。子どもの一人が体験。池に入ると危険なことを実感してもらいました。
“見て、探して、やってみて、学ぶ”をテーマに活動した「さや池観察会」で、水辺の自然を遊んで楽しみ、体感できた笑顔いっぱいの一日でした。
和田山パークまつり 《2017年4月29日》
101名の参加者で賑わった和田山パークまつり。新緑がまばゆい青空のもと、和田山の自然を楽しんでもらった一日でした。
本日は晴天なり。和田山山頂からの眺望は大パノラマが展開しワンダフル。頂上まで来られた皆さんの清々しい表情が最高でした。
東谷池ではカイツブリが羽繕い真っ最中、ミシシッピアカミミガメが気持ちよさそうに甲羅干。スイスイ泳ぐカルガモや、上空のトビ、ツバメが巣作りに忙しく飛び回っているのも皆で観察。
人気者はお髭の生えたひょうきんな顔のドジョウ。ミシシッピアカミミガメが顔を出すと大歓声。「みて~ザリガニつかめた~♪」
230本の筍の土佐煮にタカノツメの葉の味噌胡麻和えと、春の恵みに舌づつみ。食べられる野草の展示にもみなさん興味津々。
竹ヘラで間伐材の皮むき。やり方のコツをスタッフが教えると一心不乱に剥いでいく。「もっとやりたい!」「おっちゃん、丸太きらしてーな」直径30cmもある丸太切りにも挑戦。
型紙をつかってonly oneのこいのぼりに仕上げていく子ども達。みんなの個性豊かなこいのぼりが和田山の青空に泳ぎました。